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アストルティアとIT業界で戦う無名戦士の墓誌

コンピュータ囲碁がプロに初勝利!!機械と人間のアンフェアな戦いは今後も続く

ドラクエと話の仕事の話を書くと1時間前に投稿したばかりですが、最初の話題は囲碁ですw

http://mainichi.jp/articles/20160128/k00/00m/040/148000c

私は囲碁もコンピュータ囲碁も全くの門外漢ですが、これがとてつもない偉業であることは間違いないでしょう。。。

囲碁の世界でコンピュータが人間に追いつくには後10年はかかると聞いていたのですが、たった1つのブレイクスルーが従来の予測など一瞬で吹き飛ばした事例として後世に語り継がれていくんじゃないでしょうか。

*こちらの記事によると、実は今回の勝利は従来の進歩の延長であり、ブレイクスルーと呼ぶほどのものではないとの指摘もあります。 aleag.cocolog-nifty.com

囲碁に限らずコンピュータのチートなところは、一度強くなると際限なく強くなり、二度と弱くならないということです。 人間だと例えば将棋の羽生さんのように、とてつもなく強い棋士が現れたとしても、時にはスランプを迎えたり、加齢とともに衰えたりで恒常的に能力を発揮することはできません。 (羽生さんは今でもトップ棋士として活躍しているのでこの例は少し不適切でしたね)

しかしコンピュータは今後強くなる一方です。 しかもソースコードを今日有数することで、無限に分身を作ることができます。

人類は今後囲碁に限らず、あらゆる領域でコンピュータとのこの限りなくアンフェアな戦いを未来永劫強いられていく運命にあります。 プロ囲碁は興行として成立する限りコンピュータがいくら強くなろうと失業することはないと思われますが(実際チェスのプロはコンピュータに歯がたたなくなった現在でも人気の職業だ)、私の用に実利のために仕事をしている人間は、アウトプットのコストパフォーマンスがコンピュータを下回るようになると、やがて整理対象となっていくことは間違い無いでしょう。

それまでにコンピュータには実現できない、人間ならでは私ならではの強みを探していきたいと考えている所存です。 果たして時間は後どれくらい残されているのでしょうか。